MIZAR 工場日記

工場で日常の出来事 ・ 光学いろいろです。

星・登山・自然一般のお話しブログです。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤ 各画像をクリックしますと拡大されます。

「山に行く人」!

一般に「ヒマラヤ」というとさてどこの国? そうね ネパ-ルとおおもいでしょうが、 インド、中国、パキスタンアフガニスタン、ブ-タン、タジキスタンのほぼ国境。 しかるに越境地であり単純に入域できるわけでなく各国境付近では「ピリピリ」ムードである。 ヒマラヤの高峰は概ね国境ラインに鎮座しているので、より厳しい。しかし空 、ことに夜空には国境はない。 目指す山6000mライン以上で眺める「星々」は清く輝き、山容は神々しくもある。   (ミザ-ル 瞑想にふける人 )


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 インド・ガンゴトリの怪峰「シブリン」6543m                我々の目指した山もこれまた 難峰 6792m

昔なつかしい 5cm 望遠鏡

 もちろんこの望遠鏡はすべて金属製(アルミ、真鍮、鉄etc)であるが、ドロチューブの肉厚感、重量感ある卓上三脚、剛性架台と使ってると、当たり前のことだけど、口径5cmなんだけどそれなりに良く見える。架台の安定感は重量だけでなく、実は水平回転軸が「テーパ-」処理され、垂直耳軸もこのクラスとしてはネジ太、回転面が大く、スッキリ固定し止まる。 今でいう「贅沢」設計なのである。 

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昔なつかしい 5cm 望遠鏡

 


時間を見つけては少しつつ再生を試みるも見た目重要なのは鏡筒(+フード)の白色である。 もちろん現状の塗装を剥離して、再焼付塗装するのがいいのかもしれないが、それだと何か「新品?」になってしまうので水ペ-パ-で表面を旋盤で若干なめ上げ、続いて温湯に漂泊液(市販)を混ぜて「漂泊化?」させるが、筒肌が予想以上に荒れたので最終的に「ピカ-ル」でピカピカにした。

 

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解決!解決!

ここ2週間ある製品で「上手く固定できない」という、この製品昔は「日本製」であったがいつの間にか「中国製」に!。 もちろんそれが要因ではないがコピ-のされ方が、単純に形状を真似ただけで、その原理~結果を十分理解されないまま、製品化されてしまった結果である。 やはりコピ-品は外観コピ-であると理解しよう。 (ミザ-ル解決マン!)

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昔なつかしい 5cm 望遠鏡

前回シルエットでお披露目しましたが、実は本画像のように、ゆうに「50~60年前」の望遠鏡で必ずしも取扱いは良好とは言えず、鏡筒は「黄ばみ」一部テープで巻かれ、クロムメッキ、黒ちりめん塗装も大変な状態でした。さてどう再生してみましょうか!

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「山に行く人」!

まあ 今登山、ハイキングブームかよくわからないがたしかに「山に行く人」が多い。 日本で一番登山者の多い?東京近郊の「高尾山」ここは外人さんも多く見かける。それにしても「自然に囲まれて!」とは程遠い、まさに満員電車なみである。

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レンズいろいろ!

たまにレンズ「墨塗り」のことを聞かれる。知らない方のために軽く説明すると、レンズまわりは一般的に、くもりガラス状に仕上げている、超低コストのレンズの場合は透明の製品もあります。そのままでも、大きな支障はないがやはり微少な天体光のばあいレンズ内に入った光が100%結像されるわけで無くレンズ周辺の光は散乱を生じ「迷光」となり行く行くは、結像でコントラストを悪くしたり、本来星(点)像であるべき集束光が「にじんだり」するのを少しでも軽減するために、レンズ周りを「黒く」することがある。このことを「レンズの墨塗り」という。 ただ一見、簡単そうに「墨塗り」できると思うがこれが以外や以外大変なのである。

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昔なつかしい望遠鏡 GOTO 8cm ED

この望遠鏡が発売されたころは「超高値?の花」でまったく手も、足もでない。 最近ちょっといじらせていただくことになり、分解してみた。 良くできているのだが、ファインダー脚の取付が小ねじで筒内をナットでつけているので、チョイ工夫して、手で取付、取外し可能にして見た。 (もちろん従来通りの小ねじ取付可能)

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昔なつかしい 5cm 望遠鏡

昨年だろうか、同業の慨に廃業なさった工場を整理、片付けにいった。 いろいろな望遠鏡の部品が沢山あったが、完成品には何か「部品」が足りない。かたづけ終わる頃、工場隅に卓上5㎝の望遠鏡があった。 見た感じ相当汚れ、白色の鏡筒もすでに「茶」ぽくなってたり、金属部分も塗装がはげたり、錆もでていた、「粗大ゴミ」で出すのも大変そうなので、いただいてきた。   (いづれ事後へ続く。)

 

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表題画像は「カラコルム山域」ガッシャブルムⅣ峰 ・高差2000m以上の西壁 (工場日記担当撮影)

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