たまにレンズ「墨塗り」のことを聞かれる。知らない方のために軽く説明すると、レンズまわりは一般的に、くもりガラス状に仕上げている、超低コストのレンズの場合は透明の製品もあります。そのままでも、大きな支障はないがやはり微少な天体光のばあいレンズ内に入った光が100%結像されるわけで無くレンズ周辺の光は散乱を生じ「迷光」となり行く行くは、結像でコントラストを悪くしたり、本来星(点)像であるべき集束光が「にじんだり」するのを少しでも軽減するために、レンズ周りを「黒く」することがある。このことを「レンズの墨塗り」という。 ただ一見、簡単そうに「墨塗り」できると思うがこれが以外や以外大変なのである。