4月中は北天のきりん座を移動し、周極星としてほぼ一晩中見ることが可能です。とくに日没間もない頃に北西空に比較的高いところに位置しているので見やすいでしょう。探しやすい明るい星(カペラ程度)が少ないので、星座盤とよく見比べ双眼鏡で探してみよう。4月中は6等前後と暗いが、GW頃には予測以上に明るくなることもあり、肉眼でも見えるようになるだろう。最新情報をチェックが必要。
アトラス彗星は今後5月23日に地球に接近、31日に太陽最接近する。この前後のころに最も明るくなる。マイナス等級に達する可能性期待される。ただし5月下旬ごろには太陽に(見かけ上も)近づいて観察困難。明るさ、尾の形状など4月から観察しましょう。( ミザ-ル天文G )