会社を3ヶ月休んでバルトロ氷河のとある山にいってきた。勿論相当前の事である。この山行で一番記憶にあるのは実は「山」ではない!、日本から送った隊荷の遅延である。そのことで私と現地世話人氏と遠くアラビア海沿岸「カラチ」まで(1300km)出向いたことである。発送業社が 日本から「船便」で送り、トラック輸送と思いきやまさかの「鉄道輸送」とは思ってなかった。そこでカラチの貨物タ-ミナルなるへ出かけ「鉄道省」のお偉い人と折衝にあたった。荷物はイスラマバ-ドに着いたのが3週間遅れ、翌日「カラコルムハイウェ-」(超悪路)を2日かけて激走し登山基地「スカルド」に着いた時に、私の登山は終わった感があったが、ここから大逆転、ポータ-ストライキ、悪天にもめげず少ない登山期間にもかかわらず隊員5名を「ブロ-ド・ピ-ク」(8047m) 頂上に立たせた。私は悪天でファイナルキャンプ(7000m)で終わった。記憶に残る山行である。
お隣のK2(8,611m)