MIZAR 工場日記

工場で日常の出来事 ・ 光学いろいろです。

星・登山・自然一般のお話しブログです。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤ 各画像をクリックしますと拡大されます。

ミザ-ル創立65周年記念誌 騒動記 5

対物レンズはまずどのメーカ-さんも双眼鏡、 8☓30Binoとか7☓50Binoの対物レンズを流用している。  もちろんそうでなく独自に設計しているところもあるが、稀(まれ)であろう。 理由はまず「価格」これは双眼鏡レンズは沢山製造されているし、高級~普及レンズの選択肢が多いのだろう。もちろん接眼レンズも「双眼鏡」を転用していることも多い。 当社 ファインダ-変革、詳しくは「65周年記念誌」をご覧ください。

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ミザ-ル創立65周年記念誌 騒動記 3

よくお客様からミザ-ルさん 昔の望遠鏡「復刻」したらと言われる機種で「エース型」が多い。 特に変わった製品でもないが、ある日会社の隅にその架台「フオ-ク式」があった。 見た目ど-てことないのだが、旧式な鋳物作りで重量感がある。 三脚をつけて組立て、目標物に向ける。もちろん上下・左右の微動もなくフリ-タイプなのだが向けたところで「ピタ-と!」止まる。(チョット大げさ!)  ここが今の安価な望遠鏡との違い、それは 旧式な鋳物作り重量があるために非常に「安定」していることがいいのであろう。詳しくは65周年記念誌」をご覧ください。

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65周年記念誌 騒動記 2,4 ~ 

ミザ-ル創立65周年記念誌 騒動記 1

「騒動記」も天文現象を主に、 2012金環日食・2013アイソン彗星・2017アメリ皆既日食・2018 火星大接近・を掲載してきました。 今回は「会社ばなし」にて失礼いたします。 当社は 1952年東京の築地に本社を構えていました。日野金属産業株式会社は我が社、株式会社ミザールテックの源流にあたり、創業以来皆様に支えられ、2017年をもって65周年を迎えました。遅まきながら「65周年記念誌発刊の運びとなりました。 ただ 現在、最終「校正」を行いながら随時各ページづつ発表更新いたしますので、ご理解お願いたします。 

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フィル―ド・スコ-プでヒマラヤをのぞく!

「Kangchenjunga」舌をかみそうな山名、エベレスト・K2の次の高さで主峰は8,586mである。この日本隊(パーティ-)より「フィル―ド・スコ-プ」借用要請があり一台寄付する。 なぜ「フィル―ド・スコ-プ」?と思われるかもしれないが、ヒマラヤは圧倒的な大きさ、険しさがあるので登ろうとするル-トを十分に観察し、雪崩・落石・氷河崩壊・そのル-トの難易を把握する必要がある。またはキャンプサイト、ルート上のロ-プスケ-ルを予測するため重宝されている。そうそう寄付された物品は登山終了後は「換金」して夜の酒宴に変わる。―――彼らが無事に登山を終えることが最も重要なことだからそれでいい!

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カンチェンジュンガ山(ネパ-ル・インド国境)

バ-ロ-レンズ!

昔は「バーロ-レンズ」というと、高い倍率になるんだけども、結像も倍々悪くなるのが当たり前であった。    当時は ガイド撮影時での高倍率でガイドチェックが主目的であったことからも、うなづける。しかし近年のバ-ロ-レンズは結像も非常に良くなっている。 先日高価なバ-ロ―レンズを分解する機会があり中を見させていただいた。もちろんレンズ構成も複雑で、各レンズの「カーブ」も非常に強つく、多分特殊な硝材であろうと推察される。

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新接眼鏡 ~ !?

何かみたことある接眼鏡! と思われる人、あなたの予想通りごく普通にある双眼鏡の接眼部を24.5mmサイズのスリ-ブ(バレル)にしたアイピ-スです。 実は双眼鏡 ・ 顕微鏡の接眼鏡は望遠鏡にも使えまたコストパフォ-マンス的には「良像」なものが多々あります。 焦点距離は10.5mmです。 ご興味ありますか!

 

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「山に行く人」!

一般に「ヒマラヤ」というとさてどこの国? そうね ネパ-ルとおおもいでしょうが、 インド、中国、パキスタンアフガニスタン、ブ-タン、タジキスタンのほぼ国境。 しかるに越境地であり単純に入域できるわけでなく各国境付近では「ピリピリ」ムードである。 ヒマラヤの高峰は概ね国境ラインに鎮座しているので、より厳しい。しかし空 、ことに夜空には国境はない。 目指す山6000mライン以上で眺める「星々」は清く輝き、山容は神々しくもある。   (ミザ-ル 瞑想にふける人 )


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 インド・ガンゴトリの怪峰「シブリン」6543m                我々の目指した山もこれまた 難峰 6792m

昔なつかしい 5cm 望遠鏡

 もちろんこの望遠鏡はすべて金属製(アルミ、真鍮、鉄etc)であるが、ドロチューブの肉厚感、重量感ある卓上三脚、剛性架台と使ってると、当たり前のことだけど、口径5cmなんだけどそれなりに良く見える。架台の安定感は重量だけでなく、実は水平回転軸が「テーパ-」処理され、垂直耳軸もこのクラスとしてはネジ太、回転面が大く、スッキリ固定し止まる。 今でいう「贅沢」設計なのである。 

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昔なつかしい 5cm 望遠鏡

 


時間を見つけては少しつつ再生を試みるも見た目重要なのは鏡筒(+フード)の白色である。 もちろん現状の塗装を剥離して、再焼付塗装するのがいいのかもしれないが、それだと何か「新品?」になってしまうので水ペ-パ-で表面を旋盤で若干なめ上げ、続いて温湯に漂泊液(市販)を混ぜて「漂泊化?」させるが、筒肌が予想以上に荒れたので最終的に「ピカ-ル」でピカピカにした。

 

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解決!解決!

ここ2週間ある製品で「上手く固定できない」という、この製品昔は「日本製」であったがいつの間にか「中国製」に!。 もちろんそれが要因ではないがコピ-のされ方が、単純に形状を真似ただけで、その原理~結果を十分理解されないまま、製品化されてしまった結果である。 やはりコピ-品は外観コピ-であると理解しよう。 (ミザ-ル解決マン!)

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表題画像は「カラコルム山域」ガッシャブルムⅣ峰 ・高差2000m以上の西壁 (工場日記担当撮影)

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